| 型 | 範囲 | 初期値 |
|---|---|---|
| REG_DWORD | 0 or 1 | Windows 2000 Professional : 0 Windows 2000 Server : 1 |
システムが維持するファイルシステムキャッシュについて、標準サイズか大きなサイズかどうかを指定し、
システムがどのくらいディスクに変更されたページを書くかに影響します。
ファイルシステムキャッシュのサイズを増加させると、一般的にサーバーの性能は向上するが、
アプリケーションとサービスが利用可能な物理メモリは減少します。
同様に、システムデータの書き込み時のディスクサブシステムの使用は、より少ない頻度になるが、
アプリケーションによって使用されるかもしれなった物理メモリをキャッシュが占領してしまいます。
| 数値 | 意味 |
|---|---|
| 0 | およそ8MByteの標準サイズのファイスシステムを確立させます。 システムは、利用可能なページの数がおよそ1000を下るまで、 物理メモリに変更されたページを残します。 この設定は、Microsoft SQL Server等のように、 それら自信のメモリをキャッシングするアプリケーションを走らせるサーバーや、 Internet Information Services等のように、 大きなメモリによってパフォーマンスを発揮するアプリケーションの為に推奨されます。 |
| 1 | 必要があるならば、搭載物理メモリ−4MByteに渡る大きなシステムキャッシュを確立する事ができます。 システムは、利用可能なページの数がおよそ250を下るまで、 物理メモリに変更されたページを残します。 この設定は、大きなネットワークにおいて、Windows 2000 Serverを動作させる ほとんどのコンピューターに推奨されます。 |
この項目及び"HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters"サブキーにある
項目"Size"は、『ネットワークとダイヤルアップ接続』における『サーバー最適化』タブの『最適化』セッションの設定を格納します。
| オプション設定 | Large System Cacheの値 | Sizeの値 |
|---|---|---|
| 最小メモリ | 0 | 1 |
| バランス | 0 | 2 |
| ファイル共有の効率を最大 | 1 | 3 |
| ネットワークの効率を最大 | 0 | 3 |
Windows 2000 Serverでこの項目を変更するには、『ネットワークとダイヤルアップ接続』を使用します。
To set the value of this entry to 0, select the Maximize data throughput for network applications option.
To set the value to 1, select Maximize data throughput for network applications.
この項目に1を設定することは、Windows 2000 Professionalを動作させるコンピューターには適していないため、
Windows 2000 Professionalでは、『ネットワークとダイヤルアップ接続』にてこの項目を変更する事はできません。
Windows 2000 Serverの初期値(1)は、ファイルサーバーを想定して設定されています。
この設定はサーバーのパフォーマンスを低下させる可能性がある為、アプリケーションサーバーには適していません。
Webサーバー等のようなアプリケーションサーバーを動作させる場合は、『ネットワークとダイヤルアップ接続』で、
『Maximize data throughput for network applications』オプションを設定する事で、この項目を0に変更して下さい。
Windows 2000 Serverをインストールした時、この項目には1が設定されています。
しかし、SQL ServerやMicrosoft Exchange等のように多くのアプリケーションは、この項目を0に変更します。