nsd_main_se()

定義（Define）

        void    __fastcall__    nsd_main_se(void );

引数（Inputs）

無し（no input）

戻り値（Outputs）

無し（no output）

内容（Contents）

音源ドライバーのメインルーチン（効果音）です。
1/60秒毎に呼び出してください。

注意（Notes）

一般的な手法としては、VBlank割り込み（NMI）ルーチンから呼び出します。
本関数では、a,x,yレジスタの保存および、`rti'命令による割り込みの復帰は行っていません。
また、VBlank割り込み（NMI）を用いる場合は、ユーザーアプリケーション側にて、 nsd_init()関数を呼び出し後に、VBlank割り込みを`有効'にPPUを設定してください。

この関数は、効果音のみを再生します。
本関数を呼ぶ前に、ＲＯＭは効果音データがあるバンクに切り替えて置いてください。

ＢＧＭと効果音を同一のバンクに配置する場合は、 nsd_main()関数を用いる事で、関数呼出しのクロック数を１つ削減できます。

本関数をnsd_main_bgm()関数より先に呼び出すことにより、 ＳＥ発音終了後、無音期間無しにＢＧＭ処理に復帰できます。

nsd_main_se(void)関数の呼び出し例

        .import         _nsd_main
.segment        "CODE"
NMI_Start:
        pha
        txa
        pha
        tya
        pha

        ; PPU Control code.
        ; 
        ; to do 垂直同期期間中にVRAMへアクセスするコードを配置してください。
        ;       通常、画面処理は、サウンド処理より先に行います。
        ; 

        ; Bank change for SE. （効果音データをメモリ空間にマッピングします。）
        lda     #SE_bank
        jsr     _bank_change            ;   bank_change(SE_bank);

        ; Play BGM & SE. （効果音の再生。）
        jsr     _nsd_main_se            ;   nsd_main_se();

        ; Bank change for BGM. （曲データをメモリ空間にマッピングします。）
        lda     #BGM_bank
        jsr     _bank_change            ;   bank_change(BGM_bank);

        ; Play BGM. （曲の再生。）
        jsr     _nsd_main_bgm           ;   nsd_main_bgm();

        ; Return the bank number. （バンクを元に戻します。）
        lda     #prog_bank
        jsr     _bank_change            ;   bank_change(prog_bank);

        pla
        tay
        pla
        tax
        pla
        rti