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Pyotr Ilyich Tchaikovsky (ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー)

"The Swan Lake" Suite Op.20（白鳥の湖）


ЛЕБЕДИНОЕ ОЭЕРО
LE LAC DES CYGNES

БАЛЕТ
В4-Х ДЕЙСТВИЯХ

Соч.20
[1875-1876]
Data file Title
MP3 (Fantom-XR)
SMF (SC8850)
Sakura (GS:SC8850推奨)
Sakura (Fantom-XR)
 Introduction (導入曲)
オーボエによって、やがてジークフリード王子とオデット姫が迎える、
悲しみと嘆きの雰囲気を設定する。
主題は、チェロに引き継がれ、最終的に金管楽器によって強く(fff)奏でられる。
その後、再度チェロによる演奏後、静かに(pp)ティンパニーが開幕を告げ、幕が上がる。
ДЕЙСТВИЕ первое
Action I
Title
No.1 Scene (情景)
そして舞台は、城のエントラスから始まる。
ジークフリードとその友人達は、翌日の成人式をワインで前祝いしている。
王子の個人教師であるヴォルフガングが、お祝いに来た若い農民を紹介する。
MP3 (Fantom-XR)
Sakura (Fantom-XR)
 No.2 Valse (Corp8 de ballet) (ワルツ)
村の娘達のワルツ
No.3 Scene (情景)
金管の響きにより、王妃が登場。
王子が酒と踊りに夢中になっているところを、「妻選びはおまえの義務だ。」と、窘める。 王子は「もう自由きままな生活も終わりだな」と思う。
No.4 Pad de trois
村の農民の娘との踊り。
  1. Intrada
  2. Andante sostenuto
  3. Allegro simplicel Presto
  4. Moderato
  5. Allegro
  6. Cada
No.5 Pad de trois
宮廷の女官, 廷臣との踊り。
  1. tempo di valse ma non troppo vivo, quasi moderato
  2. Andante; Allegro
  3. Tempo di valse
  4. Coda
No.6 Pad d'action
ヴォルフガングも踊ろうとするが、泥酔と老齢が重なり、転んでしまう。
No.7 Sujet
夕暮れが近づき、王子は最後の踊りに加わるように説得される。
No.8 Dance des coupes
乾杯の踊り
No.9 Finale (終曲)
城の上を白鳥が飛んでゆく。
王子は、「そうだ、白鳥を狩ろう」と思い、友人達と湖に出かける。
ДЕЙСТВИЕ второе
Action II
Data file Title
MP3
SMF
MML2MID
(GS:SC8850推奨)
 No.10 Scene (情景)
湖の上を白鳥が泳いでいる。
No.11 Scene (情景)
王子は白鳥に弓を向けるが、白鳥に逃げられてしまう。
奥に行くと廃墟があり、ジークフリードとその友人は廃墟に入る。
そこでオデット登場。
「どうして、私を追い回すののか？」
「自分は魔法使いロートバルトによって白鳥に姿を変えられたオデットという王女です。」
「他の白鳥達も乙女です。」
と告げる。
No.12 Scene (情景)
ジークフリードと、オデットは恋いにおちる。
MP3(Fantom-XR)
SMF(SC8850)
Sakura (GS:SC8850推奨)
Sakura (Fantom-XR)
 No.13 Danses des Cygnes (白鳥の踊り)
白鳥達は乙女の姿にかえって、廃墟で楽しく踊る。
夜が明けると、魔法によって再び白鳥の姿に戻ってしまい。王子は別れを惜しむ。
ジークフリード王子は、オデットを花嫁選びの舞踏会に招待する。
曲データは、"No.13-IV Allegro moderato"です。
  1. Tempo di Valse (ワルツのテンポで)
  2. Moderato
  3. Tempo di Valse (ワルツのテンポで)
  4. Allegro moderato
  5. Pas d'action (Odette et le prinse)
  6. Tempo di Valse (Tout le monde danse) (ワルツのテンポで)
  7. Coda
MP3
SMF
MML2MID
(GS:SC8850推奨)
 No.14 Scene (情景)
白鳥が去った後は、静かな湖のみが残る。
"No.10 Scene"の再現により、第２幕は幕を降ろす。
ДЕЙСТВИЕ третье
Action III
Data file Title
ジークフリードの花嫁選びの舞踏会が開かれる。
王妃は王子にどの娘を気に入ったか聞くが、王子はオデットを待っている。
魔法使いロートバルトは自分の娘をオデットに化けさせて、舞踏会に潜り込ませる。
王子は、オデットと思い喜び、自分の花嫁として選び、王妃もこれに承諾する
白鳥の王女はこれを見て悲しみ、湖に帰ってゆく。
突然、大音響が鳴り、魔法使いロートバルトとその娘が消える。
王子は、始めて自分の過ちに気付き、湖へ向かう。
ДЕЙСТВИЕ четвёртое
Action IV
Data file Title
No.25 Entr'acte (間奏曲)
間奏曲。
第３幕が終了したら、間奏曲を経て直ぐに第４幕の終幕へ行く。
現在の上演では、実行し難いらしい。
No.26 Scene (情景)
白鳥達は、オデットが戻ってこず、心配している。。
No.27 Danse des petits cygnes
白鳥の娘は、オデットが帰ってこず、不安で落ち着かないので、子供達に踊りを教えている。
MP3(Fantom-XR)
SMF(SC8850)
Sakura (GS:SC8850推奨)
Sakura (Fantom-XR)
 No.28 Scene (情景)
オデットが走って泣きながら帰ってくる。
白鳥達に、王子に裏切られたと告げる。
続いて、ジークフリード王子が、オデットを探しにやってくる。
No.29 Scene finale (終曲)
ジークフリードは、オデットにわびる。
オデットは、王子の腕の中で死んでしまう。
王子は、王女の王冠を取り、湖に身を投じる。
後には、白鳥だけが残る。
＜補足＞
演出家によって、多少脚本が異なります。
特に最後の第四幕は、めでたくオデットとジークフリードが結ばれるハッピーエンドの場合もあれば、 永遠の愛を誓い、湖へ身を投じるエンドもあります。

＜参考＞
[1] Tchaikovsky "The Swan Lake" Suite Op.20　(発行：音楽の友社)
[2] バレエ＆舞踊学　(著：鈴木 晶)